バイアグラを適正に使用いただくために

バイアグラを適正に使用いただくために

バイアグラ処方後にもれなく患者に配布される小冊子には、併用禁忌の薬剤なども紹介されています。

 

バイアグアを服用する際には、注意しなければならない点がいくつかありますので、飲む前にはこの小冊子の内容を充分に把握してください。

 

バイアグラ錠を飲む前に

 

あなたにはバイアグラ錠が処方されました。外国及び国内おいて、バイアグラが原因であることが否定できない死亡例も報告されていますので、小冊子を熟読してください。

 

診察を受ける際に、あなたの症状や過去および現在のほかの病気・服用薬について主治医に十分に話されましたでしょうか?

 

バイアグラ錠は、障害されたあなたの勃起機能を改善するための薬ですが、飲み方を誤ると、重大な副作用が表れ命にかかわることがあります。

 

小冊子にはバイアグラに関する重大なことが記載されていますので、バイアグラ錠を服用される前に必ずお読みください。

 

さらに、質問や気になる点がある場合には、医師または薬剤師までお尋ねください。

 

狭心症などで、硝酸薬で治療中の方は服用しないでください。

 

バイアグラ錠は、すべての方に適するわけではないのです。
硝酸薬を使っている方には、決してバイアグラを服用しないでください。

 

例えば、狭心症の発作によく処方されるニトログリセリンを飲んでいる方、張り薬を貼っている方、急伸している方など、血圧が危険なレベルまで下がり、誌に至ることがありましので、絶対にバイアグラを服用しないでください。
また、ほかに飲んでいる薬があれば、必ずそのことを医師または薬剤師にお話しください。

 

性行為は心臓に負担をかけます。バイアグラ本物を飲む前に、健康状態について医師とよく話し合ってください。

 

特に心臓に関する持病のある方や脳血管に病気のある方は、バイアグラを服用することで死に至ることがありますので、必ず医師にご相談下さい。
バイアグラでの死亡の具体例について

 

FDA(アメリカ食品医薬品局)では情報の自由に対する要求にこたえて、バイアグラに関して致命的結果に関する報告書を公表しました。

 

これらのデータに自発的な報告書から得たものであるため、情報内容に限界があります。事例の中には医療データが不十分なために、これらの薬品が報告されたような反応を引き起こしたと断定できないものも含まれます。また、ある反応は、実際には潜在していた病気が原因だった可能性もあり、バイアグラが原因になっていない事例も含まれていると考えられています。

 

また、薬害事例のデータベースに入っている報告書は通報のあった薬害事例を体験した患者数を正確に表していないかもしれないというぐらい不確かな情報です。

 

そのことをご理解の上、具体例をお読みください。

 

バイアグラでの死亡の具体例

 

63歳男性

 

グルコトロール(商品名、一般名はグリピジド)アロプリノールおよびアスピリンによる治療中であった。2型糖尿病、高コレステロール血症、高血圧症および発作型心房細動の症状がみられていた。バイアグラを服用して性行為をしてから約1時間後に出血性拍出(脳出血)をおこした。病院に運ばれたが容体が悪化して死亡した。死亡原因は不明とされている。

 

62歳男性

 

シゴキシン、インシュリン、降圧剤による理療を受けており、糖尿病、うっ血性心不整脈および肺繊維症の病歴があった、バイアグラを1回服用後、性行為はなかったが、30分から1時間後、首がうなだれ呼吸が停止していた、救急治療室に運び込まれたが、その時はすでに無呼吸で脈もなかった、蘇生術を行ったが効果がなかった。死因は心筋梗塞、うっ血性心不全および高血圧症と診断されている。

 

64歳男性

 

イムダー(商品名、一般名は硝酸イソソルヒド)による治療中だった。心筋症、冠状動脈疾患、成人型糖尿病および狭心症を疑われていた。バイアグラを1回服用後、性行為を行ったところ、失神した、蘇生術が行われたが効果はなかった。死因は心室性不整脈および心筋虚血とされている。

 

73歳男性

 

ハイトリン(塩酸テラゾシン)による治療中であった。高血圧症が疑われていた。2度目のバイアグラ服用後、性行為中に意識を焼失した。脳幹部出血と心筋梗塞を起こしていることが運び込まれた病院で判明した。そのまま意識が戻らずに死亡した。

 

73歳男性

 

併用薬は確認されていない男性。心筋梗塞の疑いがあった。バイアグラ服用後、胸痛、低血圧及び第3度房室ブロックにより入院した。蘇生術を行ったが、反応せず、入院してから数時間で死亡した。性行為についての錠なし、死因も判明できず。

 

48歳男性

 

併用薬は確認できていない。糖尿病の疑いがあった。バイアグラを服用後に性行為をしていた時に胸痛に襲われた。救急車に乗せられ運ばれる最中にニトログリセリンを投与され、胸痛が治まり30分間は容体が安定していた。しかし、再び胸痛に襲われ、心臓が停止し救急治療室内で死亡した。死因は不明。

 

67歳男性

 

カプトプリル、プラバコール、アテノロールおよびアスピリンによる治療を受けていた。心疾患、高血圧症、および高コレステロール血症の疑いがあった、バイアグラを服用し、性行為後、1時間ないし1時間半後に死亡した。顔面蒼白で、呼吸困難に陥った。病院に到着した時すでに死亡していた。死因は不明。

 

74歳男性

 

グリプライド、ハイトリン(商品名、一般名は塩酸テラゾシン)グルコファージ(商品名、一般的には塩酸メトホルミン)コザール(商品名、一般名はロサルタンカリウム)によって治療を受けていた。2型糖尿病、高血圧症、黒色腫の疑いがあった。報告された副作用は夜にバイアグラを服用後、翌朝突然死したというものだった。性行為に関する報告はなし、死因は心肺停止とされている。

 

57歳男性

 

併用薬および治療歴は確認できていない。バイアグラを1回服用後、性行為に及んだ。直後に激しい胸痛を訴えた。ニトログリセリンを投与された。九キュウリ調質に手死亡。死因は不明。

 

80歳男性

 

ハイトリン(商品名、一般名は塩酸テラゾシン)による治療を受けていた。持続型心房細動および良性前立腺肥大が疑われていた。性行為中に突然意識を失った。死因は不明。

 

70歳男性

 

カルジゼム(商品名、一般名は塩酸ジルチアゼム)テノーミン(商品名、一般名はアテノロール)シンスロイド(商品名、一般名はレボトロキシンナトリウム)によって治療を受けていた。冠動脈疾患、高血圧症、甲状腺機能低下症であった。バイアグラを服用後、死亡した。性行為に関する報告なし、死因も不明。

 

これらの症例に共通していえることは、すでに何らかの病気を患っていて、治療薬を処方されている人が多いことです。

 

おそらくバイアグラとの複合作用によって、もしくは性行為によって心臓などに急激に負担が加わり命を落としたものと推定されます。